俳句9

160,涼風が頬に当たりて心地好

2007,5,15  



159,祖霊かな足を引っ張る切株や

2007,5,15  




158,蛇苺石の間の仮住まい

2007,5,15  



157蛇苺赤い顔して下を向き

2007,5,15  



156,蛇苺重みに耐えて垂れ下がり

2007,5,15  



155,サングラス街行くひとに多くなり

2007,5,14  



154,鯉幟狭き道路に立て掛けて

2007,5,9



153,白木蓮ふと気がつくと葉の姿

2007,5,8  



152,春光がビルのガラスにもうひとつ

2007,5,7  



151,雀の子軒下からも顔を出し

2007,5,6 




150,鴉の巣ハンガーなどがよく目立ち

2007,5,5  



149,白魚の透いて見ゆるは清らかさ

2007,5,2  



148,紋白蝶季節の模様飛び回り

2007,5,1  



147,蝶飛来自然の命弛みなく

2007,4,30  



146,遅桜緑に映えて暗示的

2007,4,29  



145,菫かな未だにそれと定か無

2007,4,28  



144,朝起きて耳に聞こえる雀の子

2007,4,27  



143,新緑に犬もはしゃいで散歩道

2007,4,26  



142,日本在り都踊りの歌舞練場

2007,4,25  



141,早朝に芽吹く楓の愛らしさ

2007,4,24  


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