俳句86 |
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1700,葉桜の緑織りなす並木道 2012,7,7 1699,万緑の中に居る我生かされて 2012,7,6 1698,病葉の鉢植えの木は哀れ也 2012,7,5 1697,噴水で行水している鳩の群れ 2012,7,4 1696,白川で日毎餌を待つ青鷺哉 2012,7,3 1695,草笛を鳴らしてみせるお爺さん 2012,7,2 1694,祇園会に舞妓の姿目に止まり 2012,7,1 1693,定番の枝豆つけて生ビール 2012,6,30 1692,天花粉はたく香りも懐かしく 2012,6,29 1691,高過ぎて土用鰻も見るだけで 2012,6,28 1690,紫陽花もそう思っては咲いてない 2012,6,27 1689,頂きし鷺草咲いて彼思ふ 2012,6,26 1688,額の花今年も咲きし鉢の中 2012,6,25 1687,若竹の小さき枝に芽の出 2012,6,24 1686,梅雨の中店も閑散上がったり 2012,6,23 1685,鈴蘭の小さきベルの可愛ゆらし 2012,6,22 1684,牡丹咲く花瓶の中は王の国 2012,6,21 1683,竹落ち葉散り広がりし風に舞ひ 2012,6,19 1682,ちと涼しクシャミ聞こゆる雨の中 2012,6,18 1681,皐月富士何故か裾野も広く見え 2012,6,17 |
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