俳句28

540,涼風が早朝の朝頬を撫で

2008,7,7  



539,涼風が花見小路を通り抜

2008,7,6  



538,筍もその切り口はサクラダか

2008,7,5  



537,メロン食い水ばかりだがだが美味い

2008,7,4  



536,蓮の花鎮座在す釈迦の席

2008,7,3  



535,夏草も茂りすぎたか過密気味

2008,7,2  



534草茂り空を見上げて腕枕

2008,7,1  



533鈴蘭や小さき背丈愛らしく

2008,6,30  



532,昼顔や乱れし姿木に絡み

2008,6,26  



531人の世は朽ちて生ずる春の草

2008,6,25  



530涼やかな風に吹かれて朝の道

2008,6,24  



529散歩道行く鼻先に蝶が舞い

2008,6,23  



528,紫陽花が長雨の中濡れ色に

2008,6,22  



527,ごみ漁る鴉の食事愛想尽き

2008,6,21  



526,爽やかな朝の空気に包まれて

2008,6,20  



525,自販機で買う人目立つ夏の朝

2008,6,19  



524山鉾の行く四条は熱気

2008,6,18  



523,鳴り響く祇園太鼓や晴れ晴れし

2008,6,17  



522賑いの祇園祭りの輿とひと

2008,6,16  



521,雨蛙空を睨んで固まって

2008,6,14  


俳句27へ


俳句集のトップページへ

俳句29へ