俳句26

500,仏像が夏の絵の中動き出し

2008,5,18  



499,春の宵巨大な灯火京に映え

2008,5,17  



498新緑の匂いしっとり目に清か

2008,5,16 



497,新緑の京都造形胸弾み

2008,5,15  



496新幹線飛びゆく民家夏の山

2008,5,14  



495夏の海幼き記憶砂遊び

2008,5,13  



494Ganbaruzo晩学励む春の宵

2008,5,12  



493夏の日にスクーリングも乙なもの

2008,5,11  



492,京おどり扇を重ね青海波

2008,5,10  



491菜の花が鴨川に生え黄の川原

2008,5,9  



490,太い腿アイスを口に食べ歩き

2008,5,8  



489,どっきりと警官が聞く初夏の宵

2008,5,7  



488暖かさもときには戻り且つ進み

2008,5,6  



487菊の苗いつの間にか葉が茂り

2008,5,5  




 (486,)年寄りは 若い者らに 追いやられ
      さびしく去ると こころ決めたよ


年老いた母に、「ご苦労様です」と見送られ、長年愛用のトランペットを持って、勇んで
神宮外苑に早慶戦の応援に行った時のこと、なぜだかわからないが、現役に応援を断
られ追い返されてしまった。どうして?と居合わせた監督に尋ねたところ、大学の方針だ、
とのこと。自分だけがどうして、と、今だにわからないが、母と、一緒に、早稲田も変ったね、
と・・・。スーツも着てちゃんと正装して行ったのだが・・・。現役時代から大切に30余年持って
いた幹部腕章も見せたのだが・・・。・・・・・・。その後、早稲田大学応援部OB会を退会した。

2008,4,30  



485,目ざましに雀囀り今朝も起き

2008,4,29  



484,道端に大根の花よく見かけ

2008,4,28  



483,ゆらゆらと水波湧き出て桜揺れ

2008,4,27  



482,ひらひらと桜舞う庭池に石

2008,4,26  



481桜舞う菊水の庭眺めつつ

2008,4,25  


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