俳句80

1580,我も又菫の様に生きたしと

2012,3,3


1579,菫観て彼の人思ふ宝塚

2012,3,2


1578,花菫道端に咲く美しさ

2012,3,1


1577,肺炎でワンワンゴホと犬の咳

2012,2,29


1576,雪靴に身を固めた北の人

2012,2,28


1575,股引も時代と共にユニクロ製

2012,2,27


1574,晴天によいしょと担ぎ蒲団干す

2012,2,26


1573,雪の山遭難事件今年もか

2012,2,25


1572,雨降りてゆったりと行く春の川

2012,2,24


1571,春近しそこはかとなくそのように

2012,2,22


1570,この頃は確かに日脚伸びにけり

2012,2,21


1569,春を待つ人も木も皆待機中

2012,2,20


1568,近頃は春は名のみの歌疎く

2012,2,19


1567,刻々と受験日近し如何行くか

2012,2,18


1566,冬服も洗濯行きが多くなり

2012,2,17


1565,白鳥に餌をやる人の頬被り

2012,2,16


1564,鶴来たり静かに歩きふと止まる

2012,2,15


1563,吹く風が春の訪れ運んでる

2012,2,14


1563,菜の花が鉢に活けられ母の作

2012,2,13


1562,寿司が出て鮪から行く何時もの順

2012,2,12


1561,都鳥海浜を舞う東京湾

2012,2,11
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